シュンガイトから見つかった成分
シュンガイトを構成している元素は「C」のみ
つまり「炭素」だけです。
これはダイアモンドと同じですが
シュンガイトは結晶構造を持たない点が異なります。
シュンガイトの分子は
サッカーボールに似ていて
フラーレンと呼ばれています。
フラーレンとは
ビタミンCの172倍という強力な抗酸化力を持続的に持つ
炭素の集合体です。
これがフラーレンの構造展開図です。
簡単に言うと
非常に小さいサッカーボールのような構造をした、炭素原子の集合体です。
炭素60個が集まり、中が空のカゴのような形を形成しています。
炭素の数から、C60フラーレンとも記載されます。
フラーレンは化学的に非常に安定した原子構造で
常温において高速で回転しています。
このボール型の構造が重要ポイントで
活性酸素を内部に吸着し、無害化した後に放出します。
他の抗酸化物質、ビタミンCやアスタキサンチン、コエンザイムQ10などは
それ自体が身代わりとなって酸化されるため
持続力はありませんし、紫外線下では破壊されます。
しかしフラーレンは紫外線下でも壊れず、安定しています。
近年シュンガイトが注目されている理由